≪13回目≫
『瀬奈じゅん 特別養子縁組の公表理由は・・・「地獄のような」不妊治療も激白 2018.4.3(デイリースポーツ)
瀬奈は特別養子縁組を考える前に、2年間不妊治療を行っていたといい「地獄のような2年間だった」と振り返った。ホルモン治療などでクズリ漬けの毎日で心身ともに疲弊。
「精神的にも肉体的にも限界だった」とこれ以上は続けられないと考えたとき、夫で俳優の千田真司が「血のつながりにこだわる必要hあないんじゃない?」と特別養子縁組のことを提案したという。
の記事もあり、こちらは夫の千田さんからの視点で書かれていました。
治療開始から1年半がたった頃、つらそうな瀬奈さんを見ていられず、千田さんは「血のつながりが無くてもいいんじゃないかな」と話してみた。養子縁組について知ったのは、保育資格の勉強をしていたとき。(注:子ども好きの千田さんは結婚を機に保育資格を取ったそうです)〜中略〜どの子もかわいかった。血縁は関係ないと感じ始めていた。
さまざまな家族のカタチがあっていいと思ってます。親になりたい気持ちが強いご夫婦が特別養子縁組を迎えて家族になることは素敵なことだと思います。特別養子縁組は実父母の戸籍から養親の戸籍に入ります。その際に「養子」という記載はされず、「長男」「長女」と記載されます。昔のドラマのように、戸籍をみてショックを受ける、ということは起こりにくいです。隠すことが必要だとか言うことではなく、真実告知については、それぞれの家族が手続きをするまえに十分に話し合って決めておくべきことだと思います。
ただ、特別養子縁組を希望して、審査や研修もきちんと受けた上で登録をしたのに、あっせんの連絡が無いまま何年も待ち続けているというお話もお聞きします。実父母が親権をなかなか手放す決心が出来ず、何年も施設で暮らすお子さんもいます。いろんな理由があるかとは思いますが、施設で暮らすより、家庭で養育されるほうが子どもの成長環境としてはよいと感じます。
2018.4.16の朝日新聞では「被害者も加害者も子ども 施設での性暴力、厚労省調査へ」という記事も掲載されていました。「家庭養育」の推進が望まれます。