日本経済新聞 夕刊 「不妊治療 心のケア急務 相談員養成など国も対策」
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不妊治療の公的保険適用が4月から拡大される。金銭的負担を減らす動きが進む一方、周囲の理解不足や仕事との両立などで、精神的に苦しむ人も多い。心のケアへの対応が急務となる中、生殖医療に詳しい医療従事者やカウンセラーなどの相談員は少なく、国も養成を始めた。
不安に「あなたは一人じゃない」
授からなくても「人格的に成長」
生殖医療院詳しい医療従事者のコメントとして、独協医科大埼玉医療センターの杉本公平先生が、カウンセラーとして私堀田がコメントしています。
日本経済新聞社の記事には、カウンセリングルームwithで心理教育として使用している資料の写真も掲載いただきました。
不妊治療を進めていく過程では、たくさんの喪失感を味わうため、グリーフケアが必要とされています。
親しい人がなくなったときに起こる喪失感に対する心理的ケアである『モーニンググリーフケア』不妊の喪失は、治療周期の1か月の間にたくさんの喪失を味わい、1年では12回の喪失体験が重なっていきます。蓄積された喪失感は重篤なトラウマ体験とも言われています。
自分では意識しづらい心理的な負担ですが、様々な影響を及ぼしてくるものですので、しんどいな、つらいな、と感じたときには心のケアが必要なサインだと思っていただければと思います。
もっと気軽にカウンセリングにつながってください。